「Mera ye khayal」からはじまる

人間なので文を書きます

jubeatで「10制覇」を達成しました。

久々すぎる更新

 たいへんご無沙汰しております。うっでぃです。

 このたびはブログに書きたいような出来事が発生したので、IDとパスワードを引っ張り出してきてキーボードをカタカタやっています。

 

 僕のTwitterをフォローしてくださっている方は僕を透明人間に設定していたりしなければご存知かと思いますが、僕は去る2020年7月30日におきまして、自身初となる

10制覇

を達成いたしました。

 いわゆる「LEVEL10 ALL EXCELLENT」というやつです。くどい。

 つまり、jubeatゲーム内の最高レベルであるところのレベル10(正確には10.0~10.9)が振られている現行収録中の全譜面をEXCELLENT(100万点満点)した、ということです。くどい。

 

 周囲から見てこの「10制覇」の達成がどう思われるのかはともかくとして、僕自身の中で割と大きな意味合いのある出来事だったので、思いの丈を語ろうと思います。

 

 

jubeatが上手くなり始めた頃の自分と周囲とのかかわり

 僕がjubeatを上手くなり始めた、言い換えればある程度jubeat界隈で地方ランカーとして台頭してきたのは、レベル10でEXCをちょこちょこと出せるようになってきたcopious稼働の時期でした。

 copious稼働の頃といえば、僕はまだ高校1年生だか2年生だかのクソガキで、世間を知らないままにTwitterで次々と新しい人と絡み、アクティブにオフ会などに参加し、最も人脈を広げていた時期です。

 当時の僕はjubeat歴1~2年程度でしたが、歴の割にレベル10が上手いという自負があり、たぶん周りの人々からもそういう評価を得ていたんじゃないでしょうか。

 

 勢いに乗っていた時、プレイ動画を撮影してyoutubeに上げてみると、ある人からこんなことを言われます。

「この押し方なら制覇いけるやろ」

 

 この「ある人」というのが、誰あろうねこぽんです。

 今でこそKACファイナリストの常連であり、ひとかどのプレイヤーたる彼ですが、当時の純粋な実力はおそらく僕と同じぐらいか、彼の自覚としてはともすれば僕の方が上だったかもしれません。まぁ逆に僕の自覚としては彼の方が上でしたが……。

 知り合って間もなくも、旧友のごとく意気投合していた僕達はお互いにリスペクトし合っていました。

 そんな彼に「制覇できる見込みがある」と言われたこと、8年ばかり経った今でも忘れられないほど嬉しく思いました。でも恐らく彼は忘れてます

 

 以来僕は、自他共に認める「10制覇予備軍」として界隈にあり続けた、という経緯があるのです。

 10制覇をしうるだけの実力はある。問題はそれを目指すだけの時間・金銭・モチベーションがもたないことぐらいだ。そういう評価を受け続けてきました。

 

 しかし。

 予備軍は予備軍です。

 10制覇できる実力があろうが、していないのならば10制覇未経験者に違いないのです。

 

 僕は「10制覇予備軍」と言われることで承認欲求を満たされ、その地位に甘んじながら、しかし、10制覇を達成したことがないというコンプレックスは拭えないまま、次々に周りに先を越されていきました。

 

 そして、今に至るまでには何度か10制覇を目指して奮起した時期もありましたが、毎度モチベーションがもたなかったりとか資金源がなくて間が空いて実力が落ちていたりとか、いつも中途半端に終わってしまっていたのです。

 それが遂に、外部要因に左右されることなく、モチベーションを落とすことなく、資金が尽きることなく、最後までやり切ることが出来た。本当に感慨深い限りです。

 

 僕にとってこの10制覇達成は、単なる「プレイヤー全体に共有される一目標の達成」ではなく、他者評価と自己評価の間の溝を埋めること、即ち「コンプレックスの克服」であり、僕のプレイヤーとしての自信をかなり高めてくれました。

 少し自意識過剰ではありますが、これで僕の実力を見込んでくれていた人達に報いることが出来たかな、という安堵感もあります。

 

 

 これが僕なりの特別な思いの丈で、語りたかったことの1点目です。

 

 

 

10制覇の最後を飾った曲

 ここからが語りたかったことの2点目になるんですが、前提として説明しておきます。

 

 「10制覇」というのはやはりそれなりに強い実績ですし、目指している過程でも結構多くの人に注目されるものです。

 過程で注目を集めるのならば、結果は尚更のこと。

 10制覇を達成した瞬間というのは、祝われるタイミングでもある分だけ爆発的に拡散されます。

 そんな時、「10制覇達成の瞬間」とセットで拡散されるものとは?

 そう、最後にEXCした楽曲です。

 

 ここには各人の個性が非常に色濃く表れるといえます。

 「締めにふさわしい曲」「"最後"として詩的な意味合いを持つ曲」「思い入れが強い曲」「単に難しすぎて最後まで残ってしまった曲」などなど、本当に十人十色です。

 そして、この選曲がゴールの瞬間を彩り、話題性にプラスアルファを与えるのです。藤井聡太棋士の昼ごはんのメニューみたいなものですね

 

 

 それで、本題に戻りますが、

 僕が10制覇した際に最後にEXCした楽曲は何だったでしょうか。

 

 僕のTwitterをフォローしてくださっている方は僕を透明人間に設定していたりしなければご存知かと思います。くどい。

 

 

 

 

 

 正解は・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 恋する☆宇宙戦争っ!! でしたね。

 

 

 これ、どういう意味合いがあってこの曲なのか、疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 疑問に思いましたよね?

 もちろん疑問に思ったかと思います。思ったということにして話を進めます。

 

 実は、先ほど例に4つばかり挙げた意味合いのどれにも当てはまっていません。

 僕がこの曲を最後までとっておいた理由というのはいわば・・・

 

「ボイコット」

 

だったんですよね。

 

 

 僕も10年来のjubeatプレイヤーであり、バージョンがripplesだった頃から遊び続けてきた人間です。

 それだけに、良い曲・良い譜面に対する見解というか、譜面に対する趣向がある程度醸成されてきている自負があるわけです。

 その僕が初めて、「レベル10にこんなカリスマ性に欠ける、個性のない譜面があってたまるか(怒)」と思ったのが、この「恋する☆宇宙戦争っ!!」だったわけです。

 

 登場した当時から身の回りの友人に言っていたのが、この譜面は10制覇がかかる時までは絶対に手をつけないという発言でした。

 

 良くも悪くも、僕はこの言葉を有言実行しました。

 ばかばかしい決意ですが、まぁ自分らしいという意味で言えば自分にふさわしい最後だったのではないかなと今は思います。

 

 まぁ「もうちょっと何かあっただろ」って言われたら「たしかに」ってなるんだけど

 

 

 

目標達成のその後

 さて、大きな目標を達成した後にありがちな「燃え尽き症候群」ですが、向こうしばらくは「ハードモードの実力を上げる」というプレイ目的を持って引き続き頑張るので、まぁ問題ないでしょう。

 10制覇達成によって得られた自信を以て、なんとなくですが以前より(更に)前向きにゲームに打ち込めるようになった気がしますし、良い結果が出せるよう努力していきたい所存です。

 

 

 今年の目標「本気になる」、一段登ったもののいまだ継続の予定です。本気!