jubeatで「10制覇」を達成しました。
久々すぎる更新
たいへんご無沙汰しております。うっでぃです。
このたびはブログに書きたいような出来事が発生したので、IDとパスワードを引っ張り出してきてキーボードをカタカタやっています。
僕のTwitterをフォローしてくださっている方は僕を透明人間に設定していたりしなければご存知かと思いますが、僕は去る2020年7月30日におきまして、自身初となる
10制覇
を達成いたしました。
いわゆる「LEVEL10 ALL EXCELLENT」というやつです。くどい。
つまり、jubeatゲーム内の最高レベルであるところのレベル10(正確には10.0~10.9)が振られている現行収録中の全譜面をEXCELLENT(100万点満点)した、ということです。くどい。
周囲から見てこの「10制覇」の達成がどう思われるのかはともかくとして、僕自身の中で割と大きな意味合いのある出来事だったので、思いの丈を語ろうと思います。
jubeatが上手くなり始めた頃の自分と周囲とのかかわり
僕がjubeatを上手くなり始めた、言い換えればある程度jubeat界隈で地方ランカーとして台頭してきたのは、レベル10でEXCをちょこちょこと出せるようになってきたcopious稼働の時期でした。
copious稼働の頃といえば、僕はまだ高校1年生だか2年生だかのクソガキで、世間を知らないままにTwitterで次々と新しい人と絡み、アクティブにオフ会などに参加し、最も人脈を広げていた時期です。
当時の僕はjubeat歴1~2年程度でしたが、歴の割にレベル10が上手いという自負があり、たぶん周りの人々からもそういう評価を得ていたんじゃないでしょうか。
勢いに乗っていた時、プレイ動画を撮影してyoutubeに上げてみると、ある人からこんなことを言われます。
「この押し方なら制覇いけるやろ」
この「ある人」というのが、誰あろうねこぽんです。
今でこそKACファイナリストの常連であり、ひとかどのプレイヤーたる彼ですが、当時の純粋な実力はおそらく僕と同じぐらいか、彼の自覚としてはともすれば僕の方が上だったかもしれません。まぁ逆に僕の自覚としては彼の方が上でしたが……。
知り合って間もなくも、旧友のごとく意気投合していた僕達はお互いにリスペクトし合っていました。
そんな彼に「制覇できる見込みがある」と言われたこと、8年ばかり経った今でも忘れられないほど嬉しく思いました。でも恐らく彼は忘れてます
以来僕は、自他共に認める「10制覇予備軍」として界隈にあり続けた、という経緯があるのです。
10制覇をしうるだけの実力はある。問題はそれを目指すだけの時間・金銭・モチベーションがもたないことぐらいだ。そういう評価を受け続けてきました。
しかし。
予備軍は予備軍です。
10制覇できる実力があろうが、していないのならば10制覇未経験者に違いないのです。
僕は「10制覇予備軍」と言われることで承認欲求を満たされ、その地位に甘んじながら、しかし、10制覇を達成したことがないというコンプレックスは拭えないまま、次々に周りに先を越されていきました。
そして、今に至るまでには何度か10制覇を目指して奮起した時期もありましたが、毎度モチベーションがもたなかったりとか資金源がなくて間が空いて実力が落ちていたりとか、いつも中途半端に終わってしまっていたのです。
それが遂に、外部要因に左右されることなく、モチベーションを落とすことなく、資金が尽きることなく、最後までやり切ることが出来た。本当に感慨深い限りです。
僕にとってこの10制覇達成は、単なる「プレイヤー全体に共有される一目標の達成」ではなく、他者評価と自己評価の間の溝を埋めること、即ち「コンプレックスの克服」であり、僕のプレイヤーとしての自信をかなり高めてくれました。
少し自意識過剰ではありますが、これで僕の実力を見込んでくれていた人達に報いることが出来たかな、という安堵感もあります。
これが僕なりの特別な思いの丈で、語りたかったことの1点目です。
10制覇の最後を飾った曲
ここからが語りたかったことの2点目になるんですが、前提として説明しておきます。
「10制覇」というのはやはりそれなりに強い実績ですし、目指している過程でも結構多くの人に注目されるものです。
過程で注目を集めるのならば、結果は尚更のこと。
10制覇を達成した瞬間というのは、祝われるタイミングでもある分だけ爆発的に拡散されます。
そんな時、「10制覇達成の瞬間」とセットで拡散されるものとは?
そう、「最後にEXCした楽曲」です。
ここには各人の個性が非常に色濃く表れるといえます。
「締めにふさわしい曲」「"最後"として詩的な意味合いを持つ曲」「思い入れが強い曲」「単に難しすぎて最後まで残ってしまった曲」などなど、本当に十人十色です。
そして、この選曲がゴールの瞬間を彩り、話題性にプラスアルファを与えるのです。藤井聡太棋士の昼ごはんのメニューみたいなものですね
それで、本題に戻りますが、
僕が10制覇した際に最後にEXCした楽曲は何だったでしょうか。
僕のTwitterをフォローしてくださっている方は僕を透明人間に設定していたりしなければご存知かと思います。くどい。
正解は・・・・・・
恋する☆宇宙戦争っ!! でしたね。
これ、どういう意味合いがあってこの曲なのか、疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
疑問に思いましたよね?
もちろん疑問に思ったかと思います。思ったということにして話を進めます。
実は、先ほど例に4つばかり挙げた意味合いのどれにも当てはまっていません。
僕がこの曲を最後までとっておいた理由というのはいわば・・・
「ボイコット」
だったんですよね。
僕も10年来のjubeatプレイヤーであり、バージョンがripplesだった頃から遊び続けてきた人間です。
それだけに、良い曲・良い譜面に対する見解というか、譜面に対する趣向がある程度醸成されてきている自負があるわけです。
その僕が初めて、「レベル10にこんなカリスマ性に欠ける、個性のない譜面があってたまるか(怒)」と思ったのが、この「恋する☆宇宙戦争っ!!」だったわけです。
登場した当時から身の回りの友人に言っていたのが、「この譜面は10制覇がかかる時までは絶対に手をつけない」という発言でした。
良くも悪くも、僕はこの言葉を有言実行しました。
ばかばかしい決意ですが、まぁ自分らしいという意味で言えば自分にふさわしい最後だったのではないかなと今は思います。
まぁ「もうちょっと何かあっただろ」って言われたら「たしかに」ってなるんだけど
目標達成のその後
さて、大きな目標を達成した後にありがちな「燃え尽き症候群」ですが、向こうしばらくは「ハードモードの実力を上げる」というプレイ目的を持って引き続き頑張るので、まぁ問題ないでしょう。
10制覇達成によって得られた自信を以て、なんとなくですが以前より(更に)前向きにゲームに打ち込めるようになった気がしますし、良い結果が出せるよう努力していきたい所存です。
今年の目標「本気になる」、一段登ったもののいまだ継続の予定です。本気!
質問者のためのガイドライン~juniversityの参加者のみなさまへ~
第三回juniversityが開催されました
お世話になっております、うっでぃです(申し訳程度の社会人アピール)。
この記事を開いていらっしゃる方はおおむねご存知のことかと思いますが、jubeatの初中級者向け大会「juniversity」が開催されました。これについては主催者のこいるさん(ツイッター:@So_le_no_id)がお詳しい(主催者なので)ので、そちらにあたってみてください。
前回第二回大会では、僕はアドバイザーという立場を担当し、参加者の質問に答えてスコアアップをサポートする役割を果たしました。
今回は事情(以前より質問のレスポンスが確実に遅くなるとか、自分自身のjubeatに集中したい割にあまり頻度を高く保てそうにないとか、そういう諸々のこと)があってアドバイザーは辞退し、代わりにアドバイザーをサポートする役に回ることになりました。いわば「アドバイザーアドバイザー」です。インベーダーインベーダーみたいで良いと思う。これ何回か言ってるけど全くウケねえ……。イマイチなのは自覚しております。
ご存知の通り(ご存じでない方に説明しますが)、アドバイザーというのは、参加者からツイッターDMで投げられた質問に対し、その参加者を担当する人が一つ一つ回答を返していくのが仕事になります。
ところが、上級者が答えあぐねるような、「この質問何を聞きたいんだろう」と思うような、そういう質問が結構投げてこられがちだったんですよね。
それで、アドバイザーアドバイザー(しばらく使います)の活動の一環として、「分かりやすい回答を返せるために、参加者が分かりやすい質問を出来るように導こう」と考えた次第です。
では、本題です。
0. アドバイザーに聞く前に
いきなりの「0章目」です。質問するためのガイドラインとか言っといていきなりこれかよという感じがなくもないですが、まぁ聞いてください。
結構悩ましいことに、「アドバイザーが代わりにGoogleで調べるだけ」みたいな質問は意外と数がありました。「この難所の譜面の配置が分かりません」なんてものが最たる例ですね。
上の例ならば、「任意の曲名 memo」でGoogle検索すればすぐに出てくるわけです。有志の方が作ってくれた素晴らしいサイトが。youtubeのハンドクラップ付き譜面動画なんかでも見られるわけですし。
まぁ「memoの読み方が分からない」という人も時々いらっしゃいますが(ランカークラスでも時々います)、そういう場合は配置の確認にmemoを使ってリズムの把握にハンドクラップ動画を使ってとかいう風に、自分の能力に合わせて運用しましょう。
それでも、「どうしてもmemoも分からないし動画でも分からない!」という場合、または「どれだけ調べても出てこない!」という場合は、その旨を伝えてアドバイザーに聞いてみてください。そこまで丁寧にやってから質問すれば、アドバイザーも嫌な顔はしないでしょう。
それから、「理由ははっきりしないけどスコアの伸びが完全に止まっちゃった。どうすればいいんだろう……」なんて時がきっと来ると思いますが、そういう時も質問する前に以下の記事を読みましょう。
woody-the-ojiya.hatenablog.com
有り体に言うと、PVを稼ぐための宣伝です。ともあれ内容は結構ご好評いただいているので、是非とも読んでください。
1. 状況を整理して前提を伝えよう
jubeatに関する質問に限らず、適切な回答を求めるにあたっては、質問する側から共有するべき「前提」があります。
色々あるかとは思いますが、まずは以下の4点を説明しておけば、とりあえず十分かなと思います。
- 何に困っているのか
- どう困っているのか
- 現在どうしているのか
- 解決のためにどうするつもりか
各項目について、順に詳細を加えていきます。
何に困っているのか
要するに「質問するに至ったきっかけ」ですね。
アドバイスを求める理由は突き詰めれば「何かに困ったから」なので、自覚があるにしろ無いにしろ困っていることがあるはずです。
jubeatについて言うなら、「(課題曲のうち)この曲のこの部分が出来ません」が主なものになりますかね。むしろそれ以外にあるのか・・・?
どう困っているのか
これは言ってしまえば、前項の「困っていること」に情報を追加してくださいという意味です。
一口に「この譜面のこの部分が出来ません」と言っても、様々な情報が不足しています。どれぐらい出来ないのか?出来ないと言っても「見えない」のか、「押せない」のか、「間に合わない」のか、「押せているのに光らない」のか?
そういった現在の進捗状況を説明してもらえると、アドバイザーも求められている回答を把握しやすくなります。
たとえば「O JIYAの「ピャールメラジャーノー」ってところが出来ません」よりは、「O JIYAの○○小節目(memoの当該部分をスクリーンショットして載せると助かります)が、頭が追い付かなくなってしまっていつもミスを5,6個出してしまいます」の方が状況が把握しやすいですよね。このように、なるべく現状の「出来なさ具合」を説明するようにしましょう。
当たり前といえば当たり前ですが、こういった「失点の原因」を分析できる能力があればあるほど上達が早いです。何となくやっているけど何となく出来ない、というのが一番良くなくて、音ゲーも上達できないうえに、出来ないままでいるから苛立ちが募ります。これは本当に良くない。
せっかくjuniversityという成長のための最高の機会に参加しているので、是非ともその能力を高める訓練として利用しましょう。
現在どうしているのか
言わずもがな、「現在どのようにプレーしているのか」「どう意識してプレーしているのか」を伝えましょう。
これを伝えると、アドバイザーが解決策を見出しやすくなります。出来ない現状をどれだけ詳しく説明したとしても、その原因はあくまでプレーそのものにあるため、どのようにプレーしているのか、本人の意識はどこに向いているのか、そのあたりを知らないと、診断を下すことが出来ないんですよね。
さっきの例でいくと、「O JIYAの○○小節目(memoの当該部分をスクリーンショットして載せると助かります)が、頭が追い付かなくなってしまっていつもミスを5,6個出してしまいます。」に加えて、「運指は一応組んでいて、14+16を左手で取るようにしています。それ以外は分業です」とか言うと良いですね。この情報があるだけで、「むやみに分業でとろうとして失敗しているわけじゃないんだな」とか、「運指そのものが適切じゃない可能性があるな」とか、より明確に課題を想定できるようになります。まぁ要するに、工数が減るんですね。
解決のためにどうするつもりか
質問をする前に、自分自身である程度答えを持っておけるといいですね、という話ですね。これはいわば独り立ちの準備みたいなものです。分からなければアドバイザーにゆだねても構いません。が、自分で考えることは諦めるべきではありませんよね。juniversity以降もjubeatを上手くなっていきたいと思うなら尚更です。
さっきの例をとれば、「14+16に左手を持っていくのが上手くいっていないので、その手前の16分を左手でとって14+16は右手で取るようにした方がいいのかもしれないと思っています」とか言えれば、アドバイザーからしても一歩先のアドバイスを返せますし、それ以外の潜在していそうな問題にも言及しやすくなるはずです。
ただ、もう一度言いますが、これについては分からなければアドバイザーにゆだねても構いません。そもそもそれが分からない人のために用意されたものが「アドバイザー」という役割ですから。ここで大事なのはあくまで自分で考えようとすることです。
補足
juniversityの場では「やれる限り(理論値を目指して)詰めましょう」というスタンスになるので必要ないのですが、本来質問する際には絶対に言うべきことがあります。それは、「目標をどこに置いているか」です。
全部光らせたいのか、とりあえず繋がるぐらい押せればいいのか、全体でSSSが取れればいいのか、99万台には乗せたいのか。その度合いによってするべきアドバイスが大きく異なるからです。
juniversityでは、おそらく断りがない限りは全て「全部光るようになるためのアドバイス」をすることになります。これが不服な場合は、自分の現状の目標をしっかりと伝えるようにしましょう。
それから、意外と大事なことなんですが、「ゴリ押し派か指押し派か(またはスライド派か)」は先に明示しておくとアドバイザーのアドバイスが的確になりやすいです。なぜなら、どのスタイルかによって運指の組み方・考え方が大きく異なるからです。
これよりもさらに手っ取り早いのは、自分自身のプレーしている様子を動画に撮って見せることです。「どのスタイルか」のみならず、なんとこれまで挙げていた4つの項目に書かれていることのほとんど、つまり、「意識していること」と「考えている解決策」以外の全てが不要になります。
まして、自分のプレーを自分で見直せるので、アドバイザーに聞く以前に何が悪いのか分析できる可能性もあります。実際、ランカーの中にも自分のプレーを撮って譜面研究を進める人もいます。はぎさんっていうんですけど。
上記のことを参考にして、アドバイザーに質問をすることそれ自体を自分の成長の糧にしていきましょう。
2. 自分の中で、何を聞きたいのかを明確にしよう
この章は、アドバイザー殺し極まりない、回答者への思慮に欠けたあるワードを撲滅するために立てています。正直言ってアドバイザーが困るのは決まってこのワードが飛んできたときと言っても過言ではありません。それは、
「どうすればいいですか?」
です。
この質問をする時、十中八九、1章で述べたような前提的な情報は一切挙げられていません。それが挙げられるのであれば、これほどまでに大雑把な質問にはならないからです。
この記事を読むからには、「どうすればいいですか?」という質問は絶対に投げてはいけない。それを肝に銘じて、何を聞きたいのかを明らかにするようにしましょう。
「何を聞きたいか」は常に、「何に困っているのか」「どう困っているのか」の中にヒントがあります。自分の悩みがどの項目に該当しているのか、考えてみてください。
- 運指について
- 判定について
- 意識について
ここでも、順に詳説を加えていきます。
運指について
「上手く押せない」という症状については、ほとんどがこの項目になるかと思います。
しかし、「運指をどうすればいいですか?」では何の進歩もないので、ここでは「運指をどうしたいのか」まで考えます。
運指について聞きたいときは概ね2つのパターンに分けられるかと思います。
それは、「具体的なワンセットの運指を教えてほしい」か「運指の組み方(意識するべきことや組むときに考えるべきこと)を教えてほしい」の2つ。
前者については、「アドバイザーがどういう運指で取っているか教えてください」とか、「アドバイザーならどのような運指を組みますか?」とか、「知っている運指でいいものがあったら教えてください」とかいった聞き方になるかと思います。
後者なら、「ここの運指を組みたいのですが、どういうことを意識すればいいですか?」とか、「現在はこういう運指なのですが、どこが悪いと思いますか?」とか、「運指を組む際に考えていることを教えてください」とかいった質問になりそうです。
いずれにしても、前提の情報があってこそ成り立つ質問なので、あくまで1章で語ったことを先に述べたうえで、以上のような質問をするようにしましょう。
判定について
「光らない」という症状のうち、特に自分側に原因がなさそうな時はこっちになります。要するに、「譜面も見えているし曲に合わせているつもりなのに、高頻度でグレてしまう」というやつですね。
このケースでは文章で質問すること自体がけっこう難しいので、該当箇所の実際のプレーを撮影して、動画で上げてもらえるのがアドバイザーとしては一番ありがたいです。
それが難しい場合は、出来る限り詳細に、光らないところと、どれくらい光らないのか、現在どう意識しているかを明確に伝えたうえで、「ここは曲に対してズレていますか?」「どうズレていますか?」という質問をするといいでしょう。
ただし、リズムの認識が間違っている場合も往々にしてあるので、質問する前に一度ハンドクラップ動画を聞いてみるようにしてみましょう。それで間違っていないことを確認してから聞く方が、おそらく伝達にあまり齟齬がなくなります。
意識について
「光らない」という症状のうち、自分のプレーに原因がありそうな時はこっちに当てはまることがほとんどですね。
運指は組めている。その通りに手は動いている。それなのに、光らせることが出来ない。あるいは、運指は組んだものの、筐体で実際にやると、手が動かなくなってしまう。こういうケースは、力みすぎているとか、譜面の見方が悪いとか、そういう言語化しにくいものに原因があることがほとんどです。
こういう時に、「意識」について質問しましょう。
意識について聞く際は、どこが光らないのか、現在の運指、どれだけ光らないのか(光らなさ具合、押せなさ具合)、どういう風に意識しているかをまず伝えましょう。意識していることが特にない場合は、何も意識していないことをしっかりと伝えましょう。そのうえで、アドバイザーがその譜面を押すときにどういうことを考えているのか、あるいは、アドバイザーからするとその運指や意識のどこが悪いのかなどを聞きましょう。
ただ、こういう質問については、担当者によって得手不得手もありますから、あくまで参考程度というか、アドバイザーの回答を至上と考えすぎないようにしましょう。固執しすぎるあまり、直感的に自分に合わないものを無理に採用する必要はありません。
以上のように、質問は出来る限り具体的に何を聞きたいのかを明確にしましょう。
どうしても自分で判断がつかない場合は、前提的な情報さえ出揃っていれば、アドバイザーが見抜いてくれるでしょう。問題なのは丸投げです。絶対に「○○が出来ません。どうすればいいですか?」という形式だけはやめましょう。やめてください。お願いします。
3. 上記以外の質問
1章の「何に困っているのか」で言った、「この曲のこの部分が出来ません」以外の質問についてです。飛んでこないとも限らない(前回は僕の担当がそういう質問を投げがちな人たちだった)ので、先回りでフォローしておくことにします。
メンタル面について
たとえば、「長い乱打で途中まで光っていると緊張してしまって大崩れしてしまう」とか、「エクセペースだといつもなんでもないところでミスしてしまう」とか、そういった精神的な弱さについての質問があります。
ランカーはエクセを出すたびにそういった自分自身の精神面と戦ってきており、経験豊富です。是非とも素直に、自分の感じていることそのままを質問してください。
ただし、この場合も出来るだけ前提的な情報はあった方がいいです。上記の例でいえば、「エクセペースだといつもなんでもないところでミスしてしまう」という質問の前に、「エクセを出した経験はどれぐらいある」とか、「エクセした中で一番難しかったのは○○だったが、その時は緊張がどうだった」とか、そういう情報があるのとないのとで答えやすさが全然違ってきます。
メンタル面と言っても、アドバイザーはカウンセラーではありませんので、「この譜面やってるとめっちゃイライラするんですけど(怒)」みたいなのを投げてくるのはやめてくださいね。ホントに。
プレースタイルについて
後学のために、という意味もあって、アドバイザーに対してどういうプレースタイルをとっているか、とかいったことを聞いてくる方がいます。たとえば「下を埋めて地力を上げる方が良いですか?」とか、「粘着はどれぐらいした方が良いですか?」とか、なんなら「筐体との距離とか立ち位置ってどういう風にしていますか?」とか、そういうやつですね。
これ、別に聞いてもいいんですが、実際のフォームを見ないとフォームの指導は出来ないのと同じで、回答した内容がその人に合っているかどうかまでは文面上では絶対に分かりません。
よって、現在のプレースタイルがどうなのかを伝えたうえで、「あくまでもアドバイザーのプレースタイルと自分のそれを比較するまで」にとどめて、完全に鵜呑みにはしないようにしましょう。試してみて上手くいくなら採用すればいいし、無理だと思ったら無理にやる必要はありません。あくまで参考程度にしましょう。
アドバイザー自身について
「LINE教えてください!」とか、「アドバイザーさんって彼女いるんですか?」とか、「アドバイザーさんのスリーサイズを教えてください!(?)」とか、「アドバイザーさんの今日のパンツの色を教えてください!(????)」そういうやつですね。
やめましょう。
絶対にやめましょう。
4. おわりに
長くなってしまいましたが、以上が「質問する際に気を付けてほしいこと」になります。
最後に参加者の皆さんに肝に銘じておいてほしいことをお話しします。
音ゲーはあくまで個人競技です。方法には正解はありません。正解があるのはノーツごとの判定だけです。
アドバイザーは上級者ではあるものの、音ゲーが持つ唯一の正解である「判定」について、どうすれば正解を得られるか常に考えながら方法を導き出し、実践してきただけです。
よって、質問する時にはいつも、「正解」を得ようとしないでください。あくまで正解はノーツにのみあり、あなた自身が見つけ出していくものです。アドバイザーは文字通りアドバイスをする人であり、アドバイザーから得られた回答は正解などではなく、「その人が知りうる最善の方法」でしかありません。
あなたはあなた自身で思考して、試行錯誤して、最善の方法を導き出していってください。juniversityという大会や、その運営陣、アドバイザーたちは、その手助けを力いっぱいします。
皆様の上達を、成長を、心より楽しみにしております!
第三回juniversity、頑張りましょう!
日本の恋人たちはもっとセックスするべきだと思います。
怪しいタイトル
ご無沙汰しております。うっでぃです。
一体何を語り出すのか不安なタイトルをしておりますが、安心してください。どこまでもそのまんまの話です。
日本人って………
セックス嫌いすぎじゃない?
もっとした方が良くない?
と、いうような話を長々と述べようと思っています。よろしくお願いします。
事の発端
なんでこんな怪しげなタイトルで怪しげな話をしだしたか、という話をします。
実は僕には遠距離恋愛(埼玉と静岡なので中距離ぐらいかもしれない)中の彼女がいまして、1年半前に二人とも大学を卒業して以来、たまに(頻度はまちまちですが平均すると2ヶ月に1回ぐらいです)僕が遊びに行くというような関係で交際を続けています。
で、遠距離恋愛(中距離ぐらいかもしれない)している身としては、久々に会う以上は彼女との営みが大きな楽しみになるわけじゃないですか。男性としては当たり前だと思うんですけど(女性の立場は分からないですが)。
それで、前に会った時……まぁ半年弱前ぐらいのことなんですが、僕はとても正直なので、会う直前のやりとりの中で「久しぶりにセックス出来るのが楽しみ」って伝えたんですよ。正直なものなので。
そうしたら彼女から返信が来たんですが、その内容が
「体目当てなのね……」
だったんですよ。
もちろんこれが会話の中のありがちな茶化しとしての側面も持っていることは重々承知しています。しかし、僕はそれ以上にこの反応に対してものっっっっっっっっっっっっっっっっすごくモヤモヤしたので、その気持ちに整理をつけたくて、いろいろと頭をこねこねしてきました。
純粋な疑問
この話って僕と彼女との間だけで起きていることじゃなく、日本全体にそういう風潮があると思うんですがどうでしょう。
平たく言えば、「セックスばっかりする関係なんて「じゃあセフレでいいじゃん」ってなっちゃうし、なるべくならセックスなんてしてなくても愛し合える関係がいいよね〜」みたいな感じですか。想像以上にありがちな雰囲気を醸し出してしまった。
たしかに、「セックスをしていなくても愛し合える関係」、いわゆるプラトニックラブですか、恋人同士というより人間同士でそれほどまでに深まった関係性(いわゆる「絆」-KIZUNA-)を持てるのは理想と言っていいでしょう。
しかしですよ。
それセックスしない必要あるか???
さらに言うなら、
それセックスしてたら叶わないんか???
と、いうような話になると思うんですよね。なりませんかね。
「セックスがしたい」に含められる意味
察するに、「セックスしたいと求められる=セックスが会う理由になっている=私と付き合っているのはセックスが目当て」という思考回路がそこにはあるんだと思いますが、そもそも人間は普遍的に(一部のセクシャルマイノリティを除けば)多かれ少なかれ性欲を持っていますし、恋愛対象たる相手とセックスをしたいという気持ちはきわめて当たり前のものではないでしょうか。
くわえて、その相手として他でもない「あなた」を選んでいることを、あまりにも軽視しすぎではないでしょうか。
恥を忍んで言いますが、少なくとも僕は、恋人と会う時にセックスを期待していることは否めません。というのも、これは「セックスがしたい」ではなく、「あなたとセックスがしたい」という欲求です。僕はこれを後ろめたいものではなく、むしろもっと恋人に対してはっきりと伝えていくべきものだと思っています。
なぜかというと、この時の「セックスの目的」を考えれば、後ろめたいところなど持っていないからです。
たとえばみなさんには友達がいますよね。僕にもいます。いない人は……どうか泣かないで……
まぁもちろん人によるとは思いますが、たいていの場合は「この友達とはこの遊びを通じて仲良くなった」というものがそれぞれにあると思います。
しかし、ここで注意しなければならないのは、仲良くなったきっかけはその遊びだとしても、仲良くなった理由はその遊びを通じたコミュニケーションであるはずなんですよね。
これはセックスにも言えることで、言葉の上では「あなたとセックスがしたい」と表されるものの、内実としては「あなたとセックスを通じてコミュニケーションをとりたい」という方が本来の欲求に近いんですよね。
とするならば、「またお前と○○して遊びたい」という友達に投げる言葉と、「またあなたとセックスしたい」という恋人に伝える言葉とは、意味合いとすれば両方とも「もっと仲良くなりたい」であって、後者だけを殊更に忌避するのはおかしなことだろう、と思うわけです。
しかし、逆に言えば、「もっと仲良くなるために、セックスを通じてコミュニケーションをとりたい」という気持ちが欠けている場合、その恋人とのセックスは「性欲の発散」を目的としているに違いなく、それは恋人とする意味を持たないので、忌避されても仕方のないことだと思います。
要するに、世の女性がセックスを求められて嫌な顔をする原因は、この「セックスの目的」に対する誤解にある、と言えるのではないでしょうか。
もちろん、男性側もこの目的に自覚的でない人が多いのも問題で、それによって一層その誤解は広まってしまっていると思います。
恋人はもっとセックスをするべき
「友達となら遊ぶだけで仲良くなれるのに、恋人とは仲良くなるためにセックスしろって話になるのおかしくない?」という反論が、この記事を読んだ僕の想像上のギャルから飛んできました。
結論としては、おかしくないとはっきり申し上げます。
セックスによって交わされるコミュニケーションの密度は、ほかのありとあらゆる行為をして全く歯が立たないほどに、恐ろしく濃いものです。
なぜかといえば、セックスは
- 裸を見せ合う行為である
- 相手が求めていることをする必要がある
- 純粋に気持ちがいい
からです。
まず、裸を見せ合うのは弱みを見せ合うことに等しく、お互いに壁がないような状態になります。
そして、コミュニケーションというのは究極的には相手の欲するところを知ることに行き着きますが、良いセックスというのは相手の欲するところを全て叶えることで実現するものです。
最後に、人間同士の関係が深まるとき、そこには感情の共有が不可欠です。殊に、快感を共有することは確実に人間関係に良い影響をもたらすはずです。
これ以外にも様々あるとは思いますが、以上の根拠のみをもってしても「セックスこそが最強のコミュニケーションツールである」ということは十分に言えるかと思います。
だからこそ、恋人同士は恋人同士でしか出来ないセックスをするべきなんです。セックスを通じてしか得ることのできない濃密なコミュニケーションを求めるべきなんです。
最後に
時々、セックスに関して、「新しい命を授かるための神秘的な行為なのだから、悪いことだと思ったり下品なことだと思ったり、忌避したりするのがそもそもおかしい」というような言説もありますが、それは少し違うかな、と思っています。
もちろん、セックスが神秘的な行為であるという一面を持っているのは確かだし、美しい行為であるというのも間違いありません。
しかし、たとえばさっき言った通り「性欲を発散するためのセックス」のような、あくまで娯楽でしかないセックスも存在します。なんなら僕は、恋人同士のセックスさえ娯楽として考えても構わないと思っています。
あくまでも大切なのは、恋人同士がセックスの素晴らしさを享受するために、セックスの先にあるコミュニケーションをちゃんと見つめることだと思います。
僕は、「セックスを通じたコミュニケーション」を目的に据えることを忘れない限り、セックスという行為は恋人同士の関係を深めこそすれ、風化させたり引き裂いたりしてしまうことは絶対にないと思うのです。
セックスを悪者にしてしまいがちな人には是非とも考え直してほしいものだと、僕はいつもそう思っている次第です。
「頭が良い」ということについて考えました。
タイトルの通りです
どうも皆さん。うっでぃです。ご無沙汰しておりません。昨日更新しました。
前々から「頭が良い」ということについて思うところがあり、二日続けてキーボードをぺちこりぺちこりと叩いているというわけです。
御託はさておいて、何はともあれ僕の考えを聞いていただきたいと思います。
みんなはよく言うけど
覚えがおありだと思うのですが、
「「頭が良い」っていうのにも色々あるから~」
これ…………本当にそうでしょうか?!?!?!
一義じゃないですか?!?!?!?!?!
という話がしたかったんですよね。
たしかに、「頭の良さが発揮されるシーン」は人によってさまざまだと思います。
「要領が良いから仕事を覚えるのが早い」とか、「記憶力が良いから学校での成績が良い」とか、「頭の回転が速いからスポーツが上手い」とか、全部「頭が良い」には違いありません。
でもそれは、物の(人の?)性質を言い表す形容詞が完全に一つを言い表せてはいないというだけの話じゃないですか。例えば「青い」といっても数えきれないほどの青色が包括されているし、「熱い」にも無限に程度があるし、「つらい」にも「痛い」にも「楽しい」にも「嬉しい」にも「かたい」「やわらかい」「易しい」「難しい」あれやこれややいのやいの…………
そういうわけで、「頭が良い」に種類がある、というのは何というかものすごく違和感があるんですよね。「頭が良い」という言葉で「頭が良いと感じられる様子」を全て包括している、というだけの話じゃないですか?……僕も何言いたいのか分かんなくなってきましたよ。
僕が「頭が良い」って一義じゃないか?って言ったのはつまり、「頭が良い」とはどういうことかを端的に説明することは可能なはずです、ということです。
僕の中では、「頭が良い」と言った時にはこの意味でしかない、と定まったものが一つあります。それを言いたかった。
もったいぶってないで教えろ
すいません。
しかしその前に、少しだけ話をさせていただきたい。
僕の好きな漫画に『グラップラー刃牙』シリーズというやつがあります。まぁ非常に有名な作品ですから、さして改めて説明する必要もないかなと思いますが、簡単に言うと「“強い”を極めた男たちが地上最強を目指して戦い続けるだけのバトル漫画」です。
これがですね、登場人物にそれぞれ哲学があって最高なんですよ。
それで、なぜこの話をし始めたかというと、主人公範馬刃牙の父親にして、地上最強の称号をほしいままにしている超雄、範馬勇次郎が持つ「強さ」に対する哲学というのが、僕の考えをうまく補完してくれるものだからです。
彼の言葉をまとめるならば、
「強さの最小単位とは、我が儘を貫き通す力である」
ということです。
これを受けて、僕の考える「頭の良さ」とは何か。それは、
「頭脳を以て、対象を思い通りにできる能力」
であると考えています。
であれば、自分に対する印象を操ることも、知識を取り入れて血肉とすることも、繊細で複雑な物を取り扱うことも、話術で巧みに相手の気持ちを引き出すことも、相手に何かを理解させようとして上手に説明することも、すべて、「頭が良い」と感じるべき事柄やその人について、上の一言で説明できるのではないかと思うんですよね。
そして、我々が「天才」と称する人がいますが、僕がそういう人たちの性質を説明するとしたら「自分自身を思い通りにできる能力が備わっている人」だ、と言います。
「頭が良い」というのと「天才」というのとは、そういう意味で同一視するべきではないんじゃないかな、と思う次第です。
まとまらない
僕は文章を上手くまとめられない、つまり「文章」という対象を思い通りにできていないので、頭があんまり良くないのかもしれませんね!!
……まとまったな!!(は?)
まぁ思いの丈はぶちまけられたので良しとします。
お疲れ様でした!おやすみなさい。
韓国に行ってきました。後編
ゆびーと❗️
お久しぶりです。うっでぃと申します。
前編をアップしてからおよそ3ヶ月、いやもっと経ちました。ウケるね。ウケないよ。大変遅ればせまして申し訳ございません。
woody-the-ojiya.hatenablog.com
前編はこのようでした。親切なことにもリンクを貼っておきましたのでよかったら読んでください。
爆アドのユッケを食べた話で終わったところなんですが、そのあともjubeatをしにビート研究所に戻ってWelcome to the Mosh Pitのメゾンドエクセレント狙いを眺めたり、それを傍目にSOUNDVOLTEX(斜体にすることで申し訳程度の疾走感を出しました)やったりしていました。そのあとはまた”翻訳こんにゃくの擬人化”SHION-Yの家に朝帰って夕方起きるなどしたので端折って3日目の夜からお話をしていきます。
すごい人たちと再会しました
これからするのは3日目の夜の話ですが、翌日の夜が「Rame Jubeat」という大会の予定だったため、「今夜はオールで遊ばないで大事をとって休もう」という話で合意していました。
夕方に起きた僕たちは、ビート研究所で少し遊んでからチーズタッカルビ屋さんに行くことにしました。まぁやっぱりね、韓国料理と言ったらタッカルビですよ。タッカルビ以外ありえないですよね(?)。
ビート研究所に着いた僕たちは、「大会には参加できないからせめてローカルマッチングだけでも」と厚意でやってきてくれたUNUSEDさんとAKRさんにお会いしました。さとるくんもねこぽんも相当喜んでいましたね。彼らは生活が非常に忙しいようで、なかなか日本に来ていただける機会もなくなっていた状況でした。韓国に行ったからこそ会えた、と言えるでしょうね。
何と二人とも(それからUNUSEDさんの彼女さんも来てくださいました)晩ご飯に同行してくれるということで、7人?8人?ぐらい?でチーズタッカルビを囲みました(細かい人数を忘れたのは3ヶ月置いたからです、自業自得です)。
めちゃくちゃに美味しくてここでもご飯に満足しました。韓国は本当にご飯がおいしかった。しみじみと。
ご飯の席の最中、UNUSEDさんとAKRさんのお力添えで韓国語も若干覚えました。「オージンダ」という言葉、「ネ ジャンジョムン セッキソンカラギ キンコシブニダ」という文章を知り、かろうじて韓国の方とコミュニケーション(?)をとれるように(???)なりました(?????)。
前者はともかく後者はマジで日常的に使う機会が無いですね……。ちなみに前者はこの後の伏線になってますので、音ゲーマーが明日から使える韓国語として積極的に広めていきたいです。
3日目はそのまま解散して、SHION-Yの家にお菓子をしこたま買い込んで帰りました。
先ほど申し上げました通り、翌日の夜が「Rame Jubeat」という大会の予定だったため、「今夜はオールで遊ばないで大事をとって休もう」という話で合意していました。……「今夜はオールで遊ばないで大事をとって休もう」という話で合意していました。
まぁどういうことになるかは概ね予想がつくと思います。そうですね。話し込んでたら朝になりました。
実質世界最強クラスの大会に出てきました
4日目の夕方、我々は「Rame Jubeat」のためにビート研究所に向かいました。
これがまたすごいルールで、3点ぐらいにまとめて伝えておきたいと思います。
- 一度負けると「敗者組トーナメント」に移行し、敗者同士で優勝者を決める
- (版権以外の)レベル10全てからお互い1曲ずつ選曲してタイマン勝負
- 決勝戦は通常トーナメントの優勝者と敗者組トーナメントの優勝者のタイマン勝負
- 決勝の選曲方法は「通常トーナメント優勝者の指定した10曲」のうちから「敗者組トーナメント優勝者の指定した3曲」を除いた7曲
- 決勝は合計スコアなどではなく「勝った曲数」で勝負する
3点!!!
まぁ大会の全容についてはアーカイブを見てくださいね(丸投げ)。
5時間ありますけどね(残酷な丸投げ)。
この大会の何がすごいって、ルール設計がかなりよく作り込まれていて、「実力のある人が運に左右されたりせずに勝ち上がりやすい」ように自然となるんですよね。
しかも、「レベル10全て」が選曲の対象になっているので、ほぼ「普段jubeatを怠けている人に大きなハンデがある」わけです。もうこれでもかと未エクセ曲が飛び交いました。初見同然の曲をプレーして無様なスコアを出しては、「ベストスコアおめでとう~~~wwww」と面白おかしく煽るのは向こうでもお決まりです。
ちなみに僕は一回戦で全然詰めずに放置していたSahara(EXT)を投げられて(当時の自己ベストはたしか980k程度でした)、当然のごとくボコボコにやられました。詳しくはアーカイブを見てください。5時間あるけど。
まぁ詳しくはアーカイブを見てほしいんですが(雑すぎる丸投げ)、紆余曲折あって勝者組優勝のさとるくんと敗者組優勝のCORBYとの決勝戦となりました。この二人は本当に「因縁のライバル」という感じがしますね。悟空とベジータ、ナルトとサスケ、(それ以外に思いつかなかった自分の発想の貧困さを呪います)。どっちが勝っても「逆だったかもしれねェ…」という感想に尽きます。
この二人の決勝戦は本当に熱い戦いでした。どの曲もさとるくんの最大の武器であり、勝者組優勝者の持つアドバンテージを遺憾なく発揮していました。一方で敗者組優勝者として「全ての選曲を相手が行う」という圧倒的なハンデを背負ったとしても、鉄壁の安定感を以て、CORBYはそのすべてを跳ね除けんとしていました。
ねこぽんと共にこの戦いを見守りながら、僕らはガチ泣きしていました。人が本気で何かに向き合い、果てしない困難を乗り越えて事を成さんとした時、とてつもないエネルギーがそこに生まれ、感動を呼ぶのだなぁ、と実感したものです。少なくともjubeatがこの世にある間は、絶対に忘れることはないだろうと思います。
最後にはさとるくんが勝利をおさめ、その感想を語ったわけですが、「めちゃくちゃ楽しかった」そうです。それはもう、そうでしょうね。彼にとっては本気で殴り合える相手はそう多くはないですし、それが生涯認め合うライバルともなれば。
この後打ち上げと相成ったわけなんですが、僕の提案で「出前か何かをとってみんなでつまみながらjubeatを遊びたい」という形をとることになりました。なんて素敵なんでしょう。
みんなで割り勘して唐揚げのデリバリーを頼みました。聞けばめちゃくちゃ「いいもの」らしくて結構値が張るやつだそうです。4種類ぐらい味付があって、どれもこれもとっても美味しかったです。
そして、事件は起こりました。
激辛の唐揚げ、仁義なき戦いの火蓋
まぁ見出しの通りなんですが、種々の味付の中に一つ「甘辛ダレ」みたいなものがあり、そのソースが明らかに分量がおかしい。真っ赤だったんですよね。僕が最初の一口を食べたわけなんですが、しばらく口の中の痺れと頭痛がやみませんでした。
そこで、この唐揚げを食べる罰ゲームをかけて、2チームに分かれて勝負をすることになりました。
そのルールです。
①負け抜け戦(チームメンバー全員が負けたら負け)
②スコアの下一桁が大きい方が勝ち(1000000 と 999664 だったら "0" 対 "4" で999664の勝ち、同点なら二桁目、さらに同点なら三桁目、という風に勝負)
③SSSを割ってしまったら無条件で負け
こんなパーティーゲームとしてのjubeatは今までに経験がなく、見ているのもやるのもめちゃくちゃ楽しかったです。最終的には自チームが勝利し、ねこぽんに激辛唐揚げを食わせることに成功しました。悶絶していました。
正直なところ、このルール設定から、「jubeatというゲームを面白く遊ぶうまさ」みたいなものを感じ取ってほしいという思いでこの辺の話を書きました。これが出来るのってやっぱり、「ビート研究所」という最高の環境があってこそなんだろうなぁ、と感じて、日本に作りたい気持ちを新たにしました。
僕は「友達の家で遊ぶようにゲーセンで遊ぶ」ということの楽しさを、日本に取り戻したい、そう思っています。韓国に行ったことで、その実体験が出来て本当に良かった。あの日の情景が、僕を後押ししてくれています。
世界最高の環境でjubeatをプレーした成果
ところで、ビート研究所で僕のjubeatの能力が突然覚醒しまして、約30分足らずの間にレベル10の新規エクセを3曲出しました。Northern Wind、リリーゼと炎龍レーヴァテイン、Against the vulgar aggressorの3曲。出した本人が一番驚いていましたが、環境が環境なだけに無理もないことでした。まぁもう一度再現しろと言われたら無理な気もしますけれども。
その時の様子を動画に収めていたので、うち一つを編集してYouTubeに上げました。よろしければご覧になってください。
明らかに蛇足な編集が入っていますが、ともかくご覧の通りです。とんでもなく小気味よい打音が聞こえているかと思います。これが世界一の環境です。
しかも喜びを露わにすれば一緒に喜んでくれる友達がすぐそばにいて、店中にいる人々が賞賛してくれる。これを最高と言わずして何と言えましょう。
ちなみにこのOJINDAという言葉は韓国語で「(いい意味の)ヤバい」だそうで、昨日教わったのをいいことに言いまくっていたら現地の方々に大ウケして、僕のCNとセットにして僕を象徴する言葉にまで昇華していました。みんなのノリも最高でした。
最後の最後までjubeatづくめ、そして帰国
帰りの便は朝一のそれだったので、最終日にはもう夕飯を食べて空港に行って仮眠して帰るだけ、というつもりでした。ところがCORBYと共に空港に向かっている途中、SHION-Yからある情報が入ったのです。
「ビート研究所のすぐそばから明け方に空港に行くバスが出てるらしいよ」
我々日本人3人の心は一つでした。行くぜビート研究所!!!!
それからは、ローカルマッチングに次ぐローカルマッチング。十分に寝たおかげでコンディションもそれまでの日程を通じて一番良いと言えるものでしたし、とても充実したjubeatが出来ました。ほかの二人も同じだったと思います。
最後の最後まで僕たちはjubeatを堪能し、満足と少しばかりの名残惜しさを抱えながらビート研究所を、そして韓国をあとにしました。
おわりに
僕ら3人を皮切りに、最近は少しずつ韓国に遊びに行く日本人プレイヤーが増えてきたように感じています。それは僕にとっても、向こうの方々にとっても、嬉しいことであり、素晴らしいことであると思います。
このエントリを読んで、楽しさを少しでも分かち合えて、韓国に遊びに行ってみたいと思ってもらえたら、それは望むべくもないことです。みんなで遊びに行きましょう。
それではまた!
jubeatにおける「スコアの伸び悩み」の解決方法を考えました。
ご無沙汰しております
うっでぃです。うっでぃではないです。いや、うっでぃです。
どうもお久しぶりです、忙殺されていたとまでは言わないまでも、何かとブログより優先したいことが多すぎて更新が滞っていました。すみません。
韓国レポの後編も忘れているわけではないんです……すみません……(小声)
さて、タイトルの通りなんですが、jubeatにおいてみなさんはよく「スコアの伸びが低迷してしまった」と悩むことがあるかと思います。ないと話が進まないのであるということにします。
それで、その解決策を僕から提示できればなぁと思いキーボードを打っている次第です。
というのもですね……先日からjubeatの初中級者向け大会「juniversity」というものが開催されておりまして、僕はその大会でアドバイザーという役をおおせつかっています。読んで字のごとし、初中級者にアドバイスを授ける役割です。
このjuniversityという大会については、主催者のこいる(ツイッター:@So_le_no_id)さんという方がお詳しいです(主催者なので)。
僕はアドバイザーとして質問に答えていたわけなんですが、そんな中で「スコアが伸びなくなってしまった時にどういうことを考えているか教えていただけませんか?」という質問を受け、「この回答内容はブログのネタになるな!参加者全員に伝えたいな!」と考えました。
以上のような経緯をもって、皆さんに対して「スコアの伸び悩みを解決する方法」をお伝えしたいと思います。参加者の皆さんはよかったら拡散してくださいね!
スコアの伸び悩みの主な理由3つ
ものすごくクソアフィリエイトみたいなタイトルになってしまいましたが、身も蓋もなく3つです。今回ばかりは定番のネタということもなくちゃんと3つ挙げました。
- 自分のコンディションが悪い
- 同じ曲の粘着で悪い癖がついている
- いつも出来ない箇所がある
この3つです。ね?3つでしょ?
普段からスコアを出せる・自分でスコアを伸ばすためのハウツーを持っている人ならいざ知らず、初中級者には説明すべきことと判断している3つのポイントです。これからそれぞれを詳しく説明していきます。
① 自分のコンディションが悪い
これまた身も蓋もないことですが、jubeatは知っての通り「体を動かすゲーム」です。しかも、動体視力が上手く働かないとどうにもならない。
ということは、「体の調子が悪かったら能力は下がる」わけです。
プレーしていてどうにもスコアが上がらないという時は、自分が疲れていないか、体調は悪くないか、昨晩はちゃんと睡眠をとったか、わが身を振り返ってみてください。
それから、普段カフェインをとって音ゲーに向かっている人は、カフェインの有無が少なからず動体視力にかかわっていることを知っておくといいと思います。
体調が悪かったら音ゲーをやらずに大人しく帰るのが、まぁたいていは正解と言えるでしょう。戦略的撤退を覚えていきましょう。
(難所の運指とかも一日置いてみると頭の中が整理されて出来ることがあるぞ!)
②同じ曲の粘着で悪い癖がついている
これもなかなかよくあることです。先日(ずいぶん「先日」ですが)「癖」についてエントリを書きましたので、そちらも参考にするとよいかと思います。親切なのでリンクを貼っておきます。
woody-the-ojiya.hatenablog.com
やみくもに同じ曲をやっていると、間違った動きを身体が覚えこんでしまうことは往々にしてあります。それをそもそも自分で気付けていれば問題ないですが、総じて気付けないものなので、「なぜか出来なくなっちゃったな~」という箇所があったらこのケース、と考えておきましょう。
こうなってしまった場合、それはもう人によって千差万別森羅万象摩訶不思議のさまざまな解決策があり、先人たちも色々言っているわけですが、今回は僕がやっている方法をお伝えしておきます。
「"知っている曲の初見プレー"だと思い込む」です。
何しろ癖なんてものは言っちゃえば肩こりみたいなものなので、リフレッシュが必要なんですよね。よって一度初心に立ち返って、曲に耳を傾けつつ画面全体を見るようにして、初見をやる時のようにどんな譜面にも対応できるような姿勢を作りましょう。自然に、自然に立つのです……。
もう一度言います。
"知っている曲の初見プレー"だと思い込みましょう。
③いつも出来ない箇所がある
①と②は言ってしまえば「例外の拾い上げ」です。ただ、思ったより件数の多い例外だと思いますので外せないポイントだと考えています。
ほとんどのケース、「この難所ができないからスコア出ない!」ですよね。
当たり前ですが、研究をしましょう。
研究の定義とか何とかの話はほかに譲るとして、スコアを伸ばすための手段として「ゲーム外で譜面を分かろうとする」というのをしてみましょう。
特にjubeatなんてゲームはマーカーがわちゃわちゃ出てくるので、ゲーム内だけで譜面を理解しようなんてのはほぼほぼ無理のある話なんですよね。一部のバケモン以外は。自分がバケモンであると自信を持っている人はまぁ………頑張ってみてください。
バケモンではないだろうなと思っている人に勧めるべき手段としては、俗に言う「メモ」(jubeatの譜面を書き起こしているそういうサイトがあります、「jubeat_memo」やら「cosmos memo」というやつです)なり、譜面動画なり、ですね。これらを見てくださいね。
と説明するだけで出来たら、アドバイザーなんてものは、いらないんだなぁ みつを
…………。
…………ですよね。
この研究というやつなんですが、補うものが「認識能力」なのか「運動能力」なのかで話は変わってきます。
たいていはまぁ、運動能力を補う必要があるのも認識能力不足のせいだったりするんですが……、どちらかというケースもままあるので。
「認識能力」を補う場合は、譜面をリズムも含めて「こういう風になっているんだな」と理解した後に、先ほど話に出てきた「初見プレーだと思い込む」を実践してみてください。画面全体をぼんやり見る、というやつです。これをやるだけで急に譜面が捌けるようになることも、割とよくあることです。
「運動能力」を補う場合は、動きをしっかりと体に覚え込ませましょう。かなり遅めのテンポからで構わないので、自分にとって最もしっくりくる動きを探しつつ、少しずつ早めて「反射的に出てくるようになるまで」染み付かせることが大事です。
この練習中にも、譜面をなるべく「初見だと思い込んだ時の視覚」を意識して見ておくと、実機でやった時も急に手が止まったりしにくくなると思います。
研究についても過去にエントリを書いてますので(「癖」についてよりも若干最近の「先日」です)、そちらも参考にしてみてください。参考にできるもんならなァ…!(?)
親切なのでリンクを貼っておきます。感謝しろよな!
woody-the-ojiya.hatenablog.com
以上3点でした
是非とも実践してみてください。
しかしjuniversityという大会は本当に素晴らしくて、自分が昔どうやって上手くなっていったのかを思い出して今に生かすことにもつながるし、界隈全体の実力を底上げしてモチベーションを育てることも出来るし、最高なんですよね。こいるさんホントありがとうございます。何のお礼かと言われると分かりませんがありがとうございます。
アドバイザーの皆さんも参加者の皆さんも、これからが本番なんじゃなかろうかと思いますので、気張って最後まで走り抜けていきましょう!
もう一回言うけど参加者のみなさん、出来れば拡散よろしくお願いしますね!お願いしましたよ!
以上です!お疲れ様でした。
「jubeatバー」の1日バーテンダーをやることになりましたが、お金がありません。
告知です
ご無沙汰しております。いやしておりません。うっでぃです。
woody-the-ojiya.hatenablog.com
前回は2月14日(木)、「音ゲーバー」の1日バーテンダーをやりましたが、
今回は
「jubeatバー」
で1日バーテンダーをやります。恐縮ながら。規模縮小しましたね(?)
親切なので前回同様に詳細な情報を記載しておきます。
ほぼコピペなので前回見た人は読み飛ばしてもいいです。ほぼコピペなので。
<場所>
イベントバーエデン 池袋本店
(東京都豊島区千早2丁目18番4号)
JR池袋駅からなら25分ぐらいです。
ちょっと込み入ってるので見つけにくいかもしれません。
親切なので、以前エントリの中で貼った写真を載せておきます。
<とき>
2019年4月30日(かようび)
開店している時間は17時から23時です。
<予算>
チャージ料 500円
ソフトドリンク 300円~ (飲み放題 1000円)
お酒 500円~
少なくとも500円はかかるので、それだけは握りしめてやってきてください。
前回はみんなソフトドリンク飲み放題1000円を頼んでいたようなので、最低予算として1500円を見込んでおくといいのではないかなと思いますね。
ちなみに思ったよりお酒の種類が豊富にあるので、頼めば結構なんでも出てきます。
料理は……ナオキです。いや、特に出ないかと思います…。思ったより準備がめんどくさそうなので(正直者)。
<内容>
jubeatの話をしたりします(当たり前)
韓国でレームステージ(正しくはビート研究所ですが)に行ってきたので、その土産話でもしていきたいかなと思っているところです。jubeat専用ゲーセンについてもそれで少し進展しましたので、状況に応じてそのあたりのお話も披露します。
それから、前日が6thRC(jubeatの非公式大会です。非公式の中では最大規模・最高レベルといえるでしょう。親切なので触れておきました)ということで、その反省会みたいな流れでもいいと思います。要するに行き当たりばったりです。
前回はどうも「うっでぃバー」とでもいうような内容になってしまったため、今回はなるべく「jubeatバー」の名にふさわしいバーにしたいと思います❕
…………ウソです…………前回とだいたい同じような感じでいいかなと思ってます…………
また、前回そこそこ好評だったので、カラオケの起動もやぶさかではない感じです。
woody-the-ojiya.hatenablog.com
↑何とは言わないもの
ーーーーーーーーー
はい、ほぼコピペでお送りしました。
前回ほど気張ってはおりませんが、前回同様に人の入りを期待しております。
従業員一同(僕一人です)、お待ちしております!(僕一人です)
ところで
正直ここからが本題といっても過言ではありません。
実は、僕は今年の4月から就職しまして、新入社員として1年目の1ヶ月目を過ごしているところなんです。生まれたてです。
そんな中、まぁ社会人経験のある方ならお分かりかとは思うんですが、最初の給料出るのって思った以上に遅いんですよね。5月末だそうです。
こんなこと誰も教えてくれなかったので何の備えもしていませんでしたし、ここ最近はお昼もほかの社員の皆さんと食べていたので、出費が出るわ出るわ。
つまるところ何が言いたいかっていうと、(ややもすれば前回以上に)
お金がありません。
その前日のRCの交通費・参加費・懇親会費、jubeatバーの仕入れ費用、もろもろひっくるめて、1万円ぐらい(だとちょっと足りないぐらい)必要になってきます。
そこでpolcaというサービスを使いまして、
皆さんからカンパを募っています。
カンパをしてくださった方には、僕に対して
を差し上げています。王道的なエクセ動画を撮らせるもよし、イロモノ的なプレイをさせるもよし。出来る範囲で応えていこうと思っております。
(すでに下さった方は折を見て僕にリプライとかDMとかでご連絡ください)
http:// https://twitter.com/i_sing_o_jiya/status/1118664686025576448
↑こっちは募集開始した直後の僕のツイートです
助けてくださる心優しき方は、↑こちらからよろしくお願いします(泣)
それでは、何卒よろしくお願いします。
jubeatバー来てくれよな!!!!