韓国に行ってきました。後編
ゆびーと❗️
お久しぶりです。うっでぃと申します。
前編をアップしてからおよそ3ヶ月、いやもっと経ちました。ウケるね。ウケないよ。大変遅ればせまして申し訳ございません。
woody-the-ojiya.hatenablog.com
前編はこのようでした。親切なことにもリンクを貼っておきましたのでよかったら読んでください。
爆アドのユッケを食べた話で終わったところなんですが、そのあともjubeatをしにビート研究所に戻ってWelcome to the Mosh Pitのメゾンドエクセレント狙いを眺めたり、それを傍目にSOUNDVOLTEX(斜体にすることで申し訳程度の疾走感を出しました)やったりしていました。そのあとはまた”翻訳こんにゃくの擬人化”SHION-Yの家に朝帰って夕方起きるなどしたので端折って3日目の夜からお話をしていきます。
すごい人たちと再会しました
これからするのは3日目の夜の話ですが、翌日の夜が「Rame Jubeat」という大会の予定だったため、「今夜はオールで遊ばないで大事をとって休もう」という話で合意していました。
夕方に起きた僕たちは、ビート研究所で少し遊んでからチーズタッカルビ屋さんに行くことにしました。まぁやっぱりね、韓国料理と言ったらタッカルビですよ。タッカルビ以外ありえないですよね(?)。
ビート研究所に着いた僕たちは、「大会には参加できないからせめてローカルマッチングだけでも」と厚意でやってきてくれたUNUSEDさんとAKRさんにお会いしました。さとるくんもねこぽんも相当喜んでいましたね。彼らは生活が非常に忙しいようで、なかなか日本に来ていただける機会もなくなっていた状況でした。韓国に行ったからこそ会えた、と言えるでしょうね。
何と二人とも(それからUNUSEDさんの彼女さんも来てくださいました)晩ご飯に同行してくれるということで、7人?8人?ぐらい?でチーズタッカルビを囲みました(細かい人数を忘れたのは3ヶ月置いたからです、自業自得です)。
めちゃくちゃに美味しくてここでもご飯に満足しました。韓国は本当にご飯がおいしかった。しみじみと。
ご飯の席の最中、UNUSEDさんとAKRさんのお力添えで韓国語も若干覚えました。「オージンダ」という言葉、「ネ ジャンジョムン セッキソンカラギ キンコシブニダ」という文章を知り、かろうじて韓国の方とコミュニケーション(?)をとれるように(???)なりました(?????)。
前者はともかく後者はマジで日常的に使う機会が無いですね……。ちなみに前者はこの後の伏線になってますので、音ゲーマーが明日から使える韓国語として積極的に広めていきたいです。
3日目はそのまま解散して、SHION-Yの家にお菓子をしこたま買い込んで帰りました。
先ほど申し上げました通り、翌日の夜が「Rame Jubeat」という大会の予定だったため、「今夜はオールで遊ばないで大事をとって休もう」という話で合意していました。……「今夜はオールで遊ばないで大事をとって休もう」という話で合意していました。
まぁどういうことになるかは概ね予想がつくと思います。そうですね。話し込んでたら朝になりました。
実質世界最強クラスの大会に出てきました
4日目の夕方、我々は「Rame Jubeat」のためにビート研究所に向かいました。
これがまたすごいルールで、3点ぐらいにまとめて伝えておきたいと思います。
- 一度負けると「敗者組トーナメント」に移行し、敗者同士で優勝者を決める
- (版権以外の)レベル10全てからお互い1曲ずつ選曲してタイマン勝負
- 決勝戦は通常トーナメントの優勝者と敗者組トーナメントの優勝者のタイマン勝負
- 決勝の選曲方法は「通常トーナメント優勝者の指定した10曲」のうちから「敗者組トーナメント優勝者の指定した3曲」を除いた7曲
- 決勝は合計スコアなどではなく「勝った曲数」で勝負する
3点!!!
まぁ大会の全容についてはアーカイブを見てくださいね(丸投げ)。
5時間ありますけどね(残酷な丸投げ)。
この大会の何がすごいって、ルール設計がかなりよく作り込まれていて、「実力のある人が運に左右されたりせずに勝ち上がりやすい」ように自然となるんですよね。
しかも、「レベル10全て」が選曲の対象になっているので、ほぼ「普段jubeatを怠けている人に大きなハンデがある」わけです。もうこれでもかと未エクセ曲が飛び交いました。初見同然の曲をプレーして無様なスコアを出しては、「ベストスコアおめでとう~~~wwww」と面白おかしく煽るのは向こうでもお決まりです。
ちなみに僕は一回戦で全然詰めずに放置していたSahara(EXT)を投げられて(当時の自己ベストはたしか980k程度でした)、当然のごとくボコボコにやられました。詳しくはアーカイブを見てください。5時間あるけど。
まぁ詳しくはアーカイブを見てほしいんですが(雑すぎる丸投げ)、紆余曲折あって勝者組優勝のさとるくんと敗者組優勝のCORBYとの決勝戦となりました。この二人は本当に「因縁のライバル」という感じがしますね。悟空とベジータ、ナルトとサスケ、(それ以外に思いつかなかった自分の発想の貧困さを呪います)。どっちが勝っても「逆だったかもしれねェ…」という感想に尽きます。
この二人の決勝戦は本当に熱い戦いでした。どの曲もさとるくんの最大の武器であり、勝者組優勝者の持つアドバンテージを遺憾なく発揮していました。一方で敗者組優勝者として「全ての選曲を相手が行う」という圧倒的なハンデを背負ったとしても、鉄壁の安定感を以て、CORBYはそのすべてを跳ね除けんとしていました。
ねこぽんと共にこの戦いを見守りながら、僕らはガチ泣きしていました。人が本気で何かに向き合い、果てしない困難を乗り越えて事を成さんとした時、とてつもないエネルギーがそこに生まれ、感動を呼ぶのだなぁ、と実感したものです。少なくともjubeatがこの世にある間は、絶対に忘れることはないだろうと思います。
最後にはさとるくんが勝利をおさめ、その感想を語ったわけですが、「めちゃくちゃ楽しかった」そうです。それはもう、そうでしょうね。彼にとっては本気で殴り合える相手はそう多くはないですし、それが生涯認め合うライバルともなれば。
この後打ち上げと相成ったわけなんですが、僕の提案で「出前か何かをとってみんなでつまみながらjubeatを遊びたい」という形をとることになりました。なんて素敵なんでしょう。
みんなで割り勘して唐揚げのデリバリーを頼みました。聞けばめちゃくちゃ「いいもの」らしくて結構値が張るやつだそうです。4種類ぐらい味付があって、どれもこれもとっても美味しかったです。
そして、事件は起こりました。
激辛の唐揚げ、仁義なき戦いの火蓋
まぁ見出しの通りなんですが、種々の味付の中に一つ「甘辛ダレ」みたいなものがあり、そのソースが明らかに分量がおかしい。真っ赤だったんですよね。僕が最初の一口を食べたわけなんですが、しばらく口の中の痺れと頭痛がやみませんでした。
そこで、この唐揚げを食べる罰ゲームをかけて、2チームに分かれて勝負をすることになりました。
そのルールです。
①負け抜け戦(チームメンバー全員が負けたら負け)
②スコアの下一桁が大きい方が勝ち(1000000 と 999664 だったら "0" 対 "4" で999664の勝ち、同点なら二桁目、さらに同点なら三桁目、という風に勝負)
③SSSを割ってしまったら無条件で負け
こんなパーティーゲームとしてのjubeatは今までに経験がなく、見ているのもやるのもめちゃくちゃ楽しかったです。最終的には自チームが勝利し、ねこぽんに激辛唐揚げを食わせることに成功しました。悶絶していました。
正直なところ、このルール設定から、「jubeatというゲームを面白く遊ぶうまさ」みたいなものを感じ取ってほしいという思いでこの辺の話を書きました。これが出来るのってやっぱり、「ビート研究所」という最高の環境があってこそなんだろうなぁ、と感じて、日本に作りたい気持ちを新たにしました。
僕は「友達の家で遊ぶようにゲーセンで遊ぶ」ということの楽しさを、日本に取り戻したい、そう思っています。韓国に行ったことで、その実体験が出来て本当に良かった。あの日の情景が、僕を後押ししてくれています。
世界最高の環境でjubeatをプレーした成果
ところで、ビート研究所で僕のjubeatの能力が突然覚醒しまして、約30分足らずの間にレベル10の新規エクセを3曲出しました。Northern Wind、リリーゼと炎龍レーヴァテイン、Against the vulgar aggressorの3曲。出した本人が一番驚いていましたが、環境が環境なだけに無理もないことでした。まぁもう一度再現しろと言われたら無理な気もしますけれども。
その時の様子を動画に収めていたので、うち一つを編集してYouTubeに上げました。よろしければご覧になってください。
明らかに蛇足な編集が入っていますが、ともかくご覧の通りです。とんでもなく小気味よい打音が聞こえているかと思います。これが世界一の環境です。
しかも喜びを露わにすれば一緒に喜んでくれる友達がすぐそばにいて、店中にいる人々が賞賛してくれる。これを最高と言わずして何と言えましょう。
ちなみにこのOJINDAという言葉は韓国語で「(いい意味の)ヤバい」だそうで、昨日教わったのをいいことに言いまくっていたら現地の方々に大ウケして、僕のCNとセットにして僕を象徴する言葉にまで昇華していました。みんなのノリも最高でした。
最後の最後までjubeatづくめ、そして帰国
帰りの便は朝一のそれだったので、最終日にはもう夕飯を食べて空港に行って仮眠して帰るだけ、というつもりでした。ところがCORBYと共に空港に向かっている途中、SHION-Yからある情報が入ったのです。
「ビート研究所のすぐそばから明け方に空港に行くバスが出てるらしいよ」
我々日本人3人の心は一つでした。行くぜビート研究所!!!!
それからは、ローカルマッチングに次ぐローカルマッチング。十分に寝たおかげでコンディションもそれまでの日程を通じて一番良いと言えるものでしたし、とても充実したjubeatが出来ました。ほかの二人も同じだったと思います。
最後の最後まで僕たちはjubeatを堪能し、満足と少しばかりの名残惜しさを抱えながらビート研究所を、そして韓国をあとにしました。
おわりに
僕ら3人を皮切りに、最近は少しずつ韓国に遊びに行く日本人プレイヤーが増えてきたように感じています。それは僕にとっても、向こうの方々にとっても、嬉しいことであり、素晴らしいことであると思います。
このエントリを読んで、楽しさを少しでも分かち合えて、韓国に遊びに行ってみたいと思ってもらえたら、それは望むべくもないことです。みんなで遊びに行きましょう。
それではまた!