音ゲーにおける「研究」について考えました。
手垢のついた話題ですが
うわーきたねえ。ラウンドワン池袋店のjubeat筐体みてえだな。
どうも、うっでぃです。ラウンドワン池袋店にはそこそこお世話になっております、すいませんでした。千日前店ともども最近台数がガサッと減って残念です。
今日は「研究」について述べていきます。いや、あんまり言えることないんですけど、こないだの「癖」に関するエントリでまあまあ説得力のある説明が出来てしまったので、そこから研究の話につなげてみようかなと思った次第です。言えるかは分かりませんが、コツなんかを教えていきたいと思います。そうです、見切り発車です。
全体的に前回のエントリが出典になりまくるので、まず読んでいただけると幸いです。親切なのでリンクを貼っておきます。
woody-the-ojiya.hatenablog.com
では、とりあえず始めていきます。
「研究」ってなんなん
音ゲーマーの間でよく言われる「研究」について、大体の定義から説明しておきましょう。
「研究」というのは、
「譜面の理解を目的として、音ゲーの譜面の情報をゲームプレー以外で取り入れること」
と説明できるんじゃなかろうかと思います。譜面の理解は何が目的かというとスコアの向上だったりフルコンボだったり色々ですが、「研究」の説明に過不足なくするにはこうなるのかなぁという感じです。
人によっては研究に全く頼る必要のないこともあるし、研究こそがゲームを上手くやる手段という場合もあります。認識力を補うための手段なので、研究の必要性はその人の認識力に依存して違うわけです。
そして、研究の手法も様々です。譜面が流れる動画を見るとか、見ながら叩いて練習するとか、譜面の画像を見るとか、見た譜面を書き出すとか、それで運指を組んで練習するとか……。方法によってずいぶんと重い・軽いがありますが、今回は全部ひっくるめて「研究」と呼びます。それに、全般を通じて言えることを言っていきたいところですね。
ところが、音ゲーの研究と言っても音ゲーの機種ごとに勝手がずいぶんと違います。ので、いわゆる「理論値ゲー」でかつ「降ってくる譜面が基本的に固定されている」ような音ゲーを想定して話をしていきます。範囲が狭くなってしまい恐縮ですが。
というわけで、これからコツを話していきます。
「研究」を上手くやるには
前回の「癖」についてのエントリで僕はこんな感じのことを言いました。
「人間は動く時おおむね無意識です」とか、
「余計な思考によって動作が意識的になってしまうんです」とか、
「意識的な動作をするから叩けなくなるんです」とか。
これを踏まえると、研究して意識的にノーツを叩こうとするのはむしろ悪手っぽいですよね。
まぁそうなんです。意識的にノーツを叩こうとするうちはたいがい上手くいきません。
つまるところ、研究をするならば無意識的な動作でノーツを叩けるようになることを目標としなければなりません。
ここからの話は「無意識的な動作」を目指すときにどういう点に気を付ければいいのか、そんなところに焦点を当てていきます。
僕が研究で気を付けるべきと考えているポイントは以下の3つです。どう見ても3つですから見ててくださいよ!(久々だなこのくだり…)
- 研究の目当てである難所のみならず、そこまでとそこからの流れを踏まえる
- 出来るだけ自然な動きで運指を組む
- 反復する
- 反復する
- 反復する
- 反復する
- 反復する
- 反復する
- 反復する
- 反復する
- 反復する
- 反復する
- 反復する
- 反復する
反復しすぎましたね。でもこれぐらい反復しましょうね。
1つ目から解説していきます。
1つ目は「研究の目当てである難所のみならず、そこまでとそこからの流れを踏まえる」というもの。
結構よく言われていることですが、難所のみならず前後の譜面の流れを踏まえるべきと考えています。難所だけを覚えこんだとしても、その直前の譜面をどんなものだったか分かっていなければ目の前の譜面を処理するのでいっぱいいっぱいになって頭が真っ白なまま難所に突入することになります。そうなると難所はなんも出来ないままそのプレーが終わりかねないわけです。
これに関しては、おそらく難所までを無意識的な認識と動作とでやっている状態で、難所をいきなり意識的な動作でやろうとすると切り替えが円滑に出来ない、というような感じなんじゃないかと思います。しらんけど。そういうわけなので、難所の手前の「研究しないでも出来る部分」を先立って押さえておくことで、意識的な動作への切り替えをスムーズに出来るようになるはずです。
2つ目は「出来るだけ自然な動きで運指を組む」というもの。
そりゃそうですね、無意識的な動きをするのがゴールなら、意識することが少ないほど良いに決まっている。
「ここをこういう動きで叩く」というのを考えて、実際に動いてみると、考えた動きは思ったより上手くいかないはずです。そこにありうる原因として、「流れるような動き」を意識していないというのが考えられます。もはやこれ以上の説明のしようもありませんが、一連の動作の流れが自然なものであればあるほど意識することは減ります。意識的な動きというのは不自然なものなので、先に動きを自然にしておけば無意識的な動きに近づけるという寸法です。
3つ目から14つ目(ちゃんと数えました)は「反復する」というものです。
何が言いたいかって「体に覚えこませましょう」という話です。
まぁ大体の音ゲーマーのみなさんはご存知かと思いますが、「ここはこうなっているのでこう叩く」を考える段階と考えた通りに叩ける段階との間には大変大きな隔たりがあります。その隔たりを埋めるためには、「こう叩く」と考えて意識的に動いているうちは何度もその動きを反復して、動きが無意識的なものになるまで覚えこむことが大切であるというわけです。もちろん、1つ目で言った通り、難所に至る流れも併せて覚えこむ方が良かろうかと思います。いや、もはやこれはマストです。難所の前後も含みましょう。
以上の3つ…いや14つを押さえたうえで、研究してスコアをガシガシ稼いでいきましょう。
おわりに
実のところあんまり研究は得意じゃないんですが、こういったあたりのコツを押さえてからはまあまあやれるようになったので、伝えていきたい(孫のひ孫の孫まで Yeah)と思ったので書いた次第です。
具体的な方法はほとんど書いていないので各自見つけていってほしいんですが、僕のおすすめは譜面動画をスロー再生して見ながら運指を固めるという方法です。「音ゲー トレーニング」で調べればそういうのに非常に有用なアプリが出てきますので、是非お使いください。
参考になればうれしい限りです。それではまた~!