「Mera ye khayal」からはじまる

人間なので文を書きます

えらてんさんのサイン会に行ってきました。

突然何?

 という話ですよね申し訳ございません。うっでぃです。

 

 つい昨日、買って読んだ『しょぼい起業で生きていく』という本の著者であるえらいてんちょうさん(以下、えらてんさん)のサイン会に行ってきました。『しょぼい起業で生きていく』を買った話は一つ前のエントリでしているので先にお読みになるといいかもしれません。親切なのでURLを貼っておきます。

woody-the-ojiya.hatenablog.com

 えらてんさんのツイッター@eraitencho)のスクリーンネームやら固定ツイートやら見てみると分かると思うんですが、昨日(12/18)はイベントバーエデン池袋本店でサイン会があったんですよね。

 「サイン会」で想像されるものとはあまりにもかけ離れたイベントだったので、サインをもらいに行くところではないことがよく分かりました。しかし、そんなことよりも漠然と良い夜だったなぁと思ったので、レポートでもしたためたい所存です。

 

 

 

最初から話します

一文だけいきさつを話します。急にイキリオタクみたいに早口になるので、来店時の話だけで十分な人は読み飛ばしてください。お願いしますよ

 

 一つ前のエントリでぽそっと言ったんですが僕は起業してやりたいことがありましてその実現可能性だったりとか妥当性だったりとか何か助けになるような話だったり聞きに行けたらいいなと思って半年前ぐらいからずっとえらてんさんに会ってみたいと思ってたんですけどなんだかそれも踏ん切りがつかなくて理由がほしかったので本を買ったっていうのもあるんですけどエデンの各店舗でサイン会があると聞いてこれは確実に会って話せるチャンスだオラァーと思ったので気合いを入れて一番距離的に行きやすい池袋本店に突撃しようと決めました!

 

 

 

 

 こんな感じです。本の「おわりに」で書いてある通り、とりあえず一歩踏み出してみたつもりです。クローズドな場所に踏み込むという形で。

 

 そんなわけでイベントバーエデン本店に向かいます。池袋駅の西口を出て真正面の一番デカい通りをブッ進んでいくと、15分ぐらい歩いたところで東京メトロ要町駅」の階段があります(こっちの駅から歩く方が早いので、100円強の出費を惜しまない人は副都心線に乗って一駅行くといいと思います)。そこからさらにまっすぐブッ進んで、中途半端なところで曲がってさらに中途半端なところで曲がると、こぢんまりとした怪しげなドアのお店がありました。

 

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ドアを映せ

 すいません。「来たぞ!」ってアピールのための写真なので怪しげなドアはあんまり映ってません。でも大体この怪しげで一見さんを暗に拒む感じ、伝わるかと思います。

 何しろ見知らぬ人とコミュニケーションをとるしかないいわゆる「バー」のようなお店に入ることは初めてで、胃に来るタイプの緊張をしていました。

 それでも意を決して入るか!と思うと、中から「カンパーーーーイ!!!」と聞こえてきました。水を差しかねないしと思って5秒ぐらい待ってから入りました。

 

 

 

入りました

 おずおずと入りながら「こんばんはー」とあいさつしてみると、お客さんみんなから「こんばんはー!」と10倍ぐらいになって返ってきました。そんなにじゃなかったかもしれない……3倍ぐらいですかね。まぁいいか。とりあえずあいさつが活発に行われ、良い雰囲気がありました。

 早速本を取り出してえらてんさんに渡すと、「何さんですか?」「うっでぃさんですねー平仮名で大丈夫ですか」「はい書けました!」という感じでササッとサインを書いてもらえました。

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サインもらいました

 表紙を一ページめくったところにある空白のページ(名前知りません)にサインをいただき、サイン本になりました。このしょぼい感じがたまりません。

 

 とりあえず端的に自己紹介するために、「自意識モリモリな書評ブログ書いた者です!」と言いました。というのも書評のエントリを書いてすぐ、えらてんさんから感想を寄せていただいたんですよね。

 そうしたら、「おおーー!あのブログの人!「こんな自分が書評なんて書いちゃっていいのかな~」みたいなのが自意識過剰な文が3割ぐらい占めてるやつですよね!若さが感じられて良かったんだよなぁ~」みたいに返答いただきました。まずもって読んでもらえたのがとても嬉しかったし、しかも褒めていただいたので、この時点でめっちゃワクワクしてきていました。そばに座っている方(名前聞きそびれました)からも「あれ読んだ読んだー!」と言ってもらえて、やりがいの塊になりました。

 

(サインの下りは終了し、以降はエデンでの飲み会に入っていきます。「サイン会」とは……)

 

 

 

お店の中は商人のるつぼでした

 もはや面白い人しかいませんでした。なんて言ったらいいんだろう、えらてんさんの名言であるところの「人生は営業である」という言葉の意味をよく知っている人たちの集いだと思いました。

 簡潔にどういう感じだったのかダイジェスト的にお伝えしたいと思います。

  • 最初に応対してくれてえらてんさんとの記念撮影とかを受け持ってくれた人、やたらと店員然としているが実はただの客なうえにえらてんさんと初対面だった
  • 1万円やら2万円のシャンパンが4本とか5本とか平気で開けられて店中のみんなにふるまわれる(同じ人が数本奢ってたりもする)
  • 700円でビールを頼むとアサヒスーパードライのショート缶が出てくる
  • お手製のカレー(1皿700円)を食べたいみんなのために1万円を出す人が現れる(もちろん僕も食べました)
  • 自分も隣の女の子(クラウドファンディングで家賃を払ったシンガーソングライターさんらしい(意味不明))にハーゲンダッツ(1つ500円)を奢る
  • えらてんさんが自分の本を売るために国士(師?)になって右翼にアピールしたい話をこの日だけで10回弱する

 

 漠然とすごい夜でした。

 ただ、実感として得られたことは、面白いことがあればお金を使ってやりたいと思っている人はいるもんなんだなというところです。

 僕は人生で2回か3回ぐらい(うち1回は昨日のハーゲンダッツです)しか奢ったことがないぐらいいつも金がないんですが、そんな僕ですら昨日は普段の10倍ぐらい羽振りが良かったように思います。そんなでもないか……3倍ぐらいですかね。

 

 とにかく、色々な人と出会い、ちょっとした経験もでき、様々な知見を得て帰ってきました。まずはここにいる人たちに認められることを目標に、何か事を起こしてみたい気持ちが湧いてきました。それをやっていく気持ちと言う。

 

 

 

楽しかったです

 改めて、楽しい日でした。刺激的な世界に触れ、10倍ぐらい今までより人生が楽しくなってきそうです。そんなでもないか……3倍ぐらい楽しくなりそうな気がします。

 

 それでは、エデンの皆さん、またお会いしましょう!さようならさようなら!